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1/15 粥占祭・古神札守焼納祭

令和6年1月15日(月) 粥占祭 午前7時斎行

小正月の1月15日には粥占祭(よねうらさい)が斎行されます。
この神事は古くから当宮に伝わっており、夜前14日に神饌所で宮司による火入れ神事(浄火)が行われたあと、秘伝の方法により小豆を混ぜた粥を炊き上げます。

用意した3本の竹筒には、それぞれに一、二、三と刻み込みます。
一は早生(わせ)、二は中生(なかて)、三は晩生(おくて)を意味しており、その中に入っている米と小豆の量で一年の稲の収穫豊凶を占います。

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筒中の小豆が少なく、米がたくさん詰まっている程、収穫が期待されると伝えられています。
午前7時になると本殿で祭典が行われ、炊き上がった粥と共に御神前にお供えされた後、宮司の粥占が行われ、広く一般に拝観させられます。

豊作か不作か、その判断は各人に委ねられていますが、昔から”当たる”と評判で、農業が盛んに行われていた戦前までは、丹波一円から多くの参拝者が訪れていました。

粥占祭にて御神前にお供えされた小豆粥を椿の葉で包み、御神札と共に竹筒に挟み奉製された「粥占神符」が授与されます。
これは豊作神符で、田畑に突き刺して頂くか神棚や高い所にお祀り頂ければ、虫除けになり、多くの稲が収穫されると信じられています。

粥占祭祭典終了後、正面表参道にて古神札守焼納祭(左義長)が斎行されます。
一年間大神様の御神徳を頂いた御札や御守を燃やして還す神事です。

お問い合わせは出雲大神宮社務所まで 0771-24-7799

【令和5年1月16日 京都新聞<丹波版>掲載されました】