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4/18 鎮花祭 -ちんかさい- 【当日の写真】

 

午前10時より <御本殿にて祭典斎行>

鎮花祭は疫病と干ばつを鎮め病気平癒と雨乞いの神事で、平安時代より千年余り続いています。

桜花の香る春うららかな4月18日には鎮花祭が盛大に斎行されます。
古来、花の飛散に伴って疫病が蔓延すると考えられ、これを鎮める為に行われてきたのが「鎮花祭」です。

祭典には拝殿に於いて、雅楽の厳かな調べにあわせて巫女による浦安の舞が優雅に奉奏されます。

鎮花祭祭典終了後、引続き境内にて「出雲風流花踊り[京都府登録無形民俗文化財]」が保存会有志によってご奉納されます。

古代より当宮の周辺地域は日照り(ヒヤケ)の地として知られており、それが為に滾々(こんこん)と湧き出て止まない御蔭山の水は、この地域に住む人々をして生活を守らしむるに不可欠な水として、自然と大神様の御恵みによるものだと認識され、御神水と崇められるようになりました。

しかし一度旱魃がおこると御神水に依存するだけの生活は困難であり、その度に祈雨の願いが捧げられて来ました。
これが現在、鎮花祭の後に奉納される出雲風流花踊りであり、雨乞い神事或いはその願済ましが起源であったと伝えられています。

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長禄三(1459)年の『出雲大神宮文書』によると、「雨悦風流」が行われていた事が知られ「任先規」とある点、同年以前より雨乞い神事があったと想定されます。

明和4(1767)年には大旱魃が起こり、花踊だけではなく、様々な装束に身を包んだ練物が行われ、雨乞いを祈願しました。
その様相を現代に残すのが上図の『丹州馬治(馬路)村花踊練物番附』で、過去最大の練物であったと考えられています。
装束は「京都室町さわら木町ゑちご屋」から借り受けた事が記されており、行列の最後列に花踊の集団「花笠人数三百十五人」と、その規模の大きさを呈しています。
この版木は現存しており、花踊に用いられる太鼓の皮にも刷られています。

 

4月18日(日)、新型コロナウイルス感染拡大防止を鑑み、宮司以下祭員祭祀奉仕及び神社関係者等で粛々と祭典が執り行われました。
また、祭典後は二年ぶりとなる「出雲風流花踊り(京都府登録無形民俗文化財)」が地元保存会によって奉納されました。

翌日の京都新聞<丹波版>に当宮鎮花祭が掲載されました。