新型コロナウイルスの感染が国内外に急速に蔓延する現状において、この度、日本政府より防止対策基本方針が発表されました。
出雲大神宮ではこの政府方針を踏まえ、令和2年4月18日(土)春季例大祭「鎮花祭」は宮司以下祭員と責任役員・総代等の神社関係者のみで粛々と祭祀奉仕する事となり、ご健康と安全面を考慮してご来賓・一般ご参列をご遠慮して頂く事と相成りました。
又、鎮花祭祭典後午前11時半頃よりご奉納「出雲風流花踊り」や「神賑行事」は全て取り止めとなりました事を謹んでお知らせ申し上げます。
崇敬者方々には、急なご案内となり大変恐縮に存じますが、諸事情ご賢察の上ご寛容の程何卒宜しくお願い申し上げます。
鎮花祭当日はご自宅よりご遥拝下さいます様お願い申し上げますと共に、一日も早い感染拡大収束と、皆様の御健康と平癒をご社頭よりお祈り申し上げます。
【鎮花祭とは】
古えの時代、花が散る季節に疫神が疫病を流行らせると言い伝えられて来ました。又、当宮周辺は一度干ばつが続くと御神水「真名井乃水」に依存する生活は困窮を極める為に、疫病と干ばつを鎮めて病気平癒・疫病退散・雨乞いの神事として「鎮花祭」が平安時代中期より今日に至るまで絶える事無くおよそ千年余り続いています。
令和2年4月1日
◎ご不明な点がありましたら、社務所までお尋ね下さい。